【人事の未来】もう「社員は家族」という考えは、捨てよう
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寄稿させて頂きました。文中にもあるように、「社員は家族ではない」は産業医・大室先生の発言を始めとして、至るところで聞かれたワードだと思います。そして、一方で「家族」の在り方も変わりつつあることを踏まえると、テクノロジーの進化と社会構造の変化で、単純に企業社会だけではなく、より「ヒトの関係性」というものにスポットが当たっていく。そんなことを実感を持って予測しています。
もちろん、いろんな「会社」があっていいと思います。阿吽で動く家族主義、従来型の階層型組織、厳格・緻密な制度によるガバナンス。しかしながら、我々は何者であり、ビジネスを通じてどんな価値を世の中に提供していくのかを明らかにする。そしてそれができているのかを自らに問うと共に、掲げる組織文化や価値観と最も大切な「現場」の実態にギャップは無いのかを常に気にかける。そこにエンゲージメントはあるのかを気にする。
これを怠るのであれば、そのビジネスの未来はおろか、あらゆるリソースも英知もそこには集まらなくなる。そんな時代になっているのではないでしょうか。日本では、”生産性を高めること=無駄を省くこと、会社にいる時間を短くすること”、と一般的にはなっていると思いますが、生産性を高めること=社員一人一人のエンゲージメントを高めること、を意識した組織作りをした方が、生産性は高まりつつ、アウトプットが向上する相乗効果が生まれ、個人の満足度も高まるというトリプル効果が生まれると思います。
もちろん組織だけではなく、個人のこれまでのような従属意識・依存意識も大きく変える必要があると思います。
>この仕事の意味や価値を常に考え、「どの会社にいたいか」ではなく「どんなこと(仕事)をしたいか」を問い続ける。
>今後は、社員の「エンゲージメント」こそがビジネスの最も大切なドライバーとなります。安田さんは他人が語ると組織人事じゃなくてDXのようなデジタル用語の羅列なるところを(人事領域の変わるべきところが脱経験と勘⇨データ・ドリブンと、脱年次⇨アジャイル)なので仕方ないのだが)を平たい言葉で語る天才。
組織人事領域に必要なイノベーターはマーケティングや、戦略の素養ある人だが、中にいる変わるべき人、つまり人事部員は人事畑20年みたいな歪んだ日本型雇用日本型組織のど真ん中にいる人たち。
進化の促しが難しい言葉でケムに巻くになってはいけない。
モノカルチャーど真ん中にいる人の言葉を使って伝えようと、安田さんから教わる。