[モスクワ 5日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は5日、2021年2月に期限が切れる米国とロシアの新戦略兵器削減条約(新START)について、追加条件を付けずに延長することで年内に合意する意向を示した。追加的な協議も必要ないとしている。

新STARTは 米ロの間で残っている最後の主要な兵器削減条約。両国が保有できる核弾頭の数などを規定している。

プーチン氏は会合で「軍拡競争の再開やミサイル配備に興味はない。年内できるだけ早い時期に前提条件なしで新STARTを延長する用意がある」と述べた。

ロシア外務省は先月初旬時点で新STARTの失効までに後続条約を策定するには時間が足りないとの認識を示していた。

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