「マイルドハイブリッドの効果はちゃんと出てます」 マツダ藤原副社長インタビュー
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キャパシタって1980年代くらいからある枯れた技術なんです。これを最近はフリンジ・テクノロジーというんですかね。「ラージ」を志向しなければならないホンダも90年代はLiBよりもキャパシタ推しでした。
また記事中のキャパシタの図は、正負極とも活性炭の電気二重層キャパシタ(EDLC)ですね。これとは別にLiBの良いところ(キャパシタより高容量)を掛け合わせたリチウムイオンキャパシタ(LiC)も有ります。この場合は、負極がLiBと同じリチウムイオンを内部に貯められるカーボンを使います。
(参考)リチウムイオンキャパシタの原理
https://www.jmenergy.co.jp/lithium_ion_capacitor/whats/
そしてEUのLCA規制は今後世界的に主流になるでしょう。テスラはZEV規制の恩恵で排出権を売れてますが、電池の製造段階からCO2の排出量をカウントした暁には、立場逆転するはず。なのでこれからのギガファクトリーは再エネ電源必須ですね。
私は電池屋ですが、今の自動車をEVにすることには懐疑的です。日系自動車メーカーは分かっています。中国市場とVWがマッチポンプに騒いでますが、恐らく文字通り炎上します、あちこちで。
EVが環境に良いと言ってる人達は、騙されてると思った方が良いです。相変わらずの良記事。
地に足がついてるメッセージですね。
私もディーゼルは見直されると思ってます。
高速道路を低燃費で走れるのはコレしかない。
マツダはエンジン技術のキーを持っているのが強み。
超希薄燃焼のスカイアクティブXしかり、低圧縮クリーンディーゼルのスカイアクティブDしかり。
なぜ他から出てこないかって、基礎研究をコンサル会社に投げたりしてるから。みんなおんなじ様なのばっかりになる。
よく自動車会社はエンジンがキモって勘違いしてる方が多いけど、今時エンジンを完全自社開発してる会社は小数ですよ。
そんな中、マツダは昔からディーゼルにチカラを入れてました。何もスカイアクティブDで初めてディーゼルを出した訳じゃない。
その前の2代目アテンザ欧州モデル搭載の2.2L MZR-CDも当時最新技術を盛り込んだ高出力ディーゼルですよ。
応援してます。下記、興味深い言及。
人間、一度慣れた「良い感覚」はなかなか手放せないもの。世代によってジワジワ変わることや、規制・経済性で変わらざるを得ない部分もありつつ、特性の違いへの言及は興味深い。
トルク部分は、電池だけでなくキャパシタも搭載することで多少はカバーできる?(コストは高くなるが)
あとはLCA含めて、欧州の「議論」の動向も興味深い。そう、これまでの技術投資など含めて、ずっと今のようにEV一直線になるとは思えない。一次エネルギーミックス(石炭発電が多いドイツがEVを進めている皮肉…)や化石燃料のエネルギー密度考えると、内燃と電池・キャパシタの回生は現実論としてとても強い。
『藤原 彼らがヨーロッパ中を、例えばドイツへ出張するとすると、PHVで一生懸命頑張っても、やっぱりディーゼルにはかなわないんですよ。ディーゼルで出張すると、1回満タンにすると1000キロ走るわけじゃないですか。それもあのトルクで、アウトバーンをばーんと走って。彼らは電車で行かないし、飛行機で行かないし、びゃーんとクルマで行っちゃうわけですね。それは今のPHVでできるかっていったら、できないんですよね、やっぱり。重たいものを積んでいるので。』