村田製、電池事業の21年度黒字化めざす
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村田製作所は電池事業について、11月の決算説明会で198億円の減損を発表しています①②。
ソニーから電池事業を買収した際の費用は、譲渡費用175億円、減損損失330億円と報道されています③。
買収当初は19年3月期に黒字化を想定④していました。
加えて生産性改善の設備投資も200−300億円しています⑤。
将来性のある事業だとしても、今は当初の想定以上に、主事業の稼ぎを投資というより浪費しまくっている状況。
危機感が強くなって来ているのではないですかね。Information meeting 2019では、電池事業の2021年度黒字化は必達と公言しています⑥。担当部門へのプレッシャーは相当強まっているのでしょう。営業担当が一方的に失礼な対応するのは論外ですが。
①https://www.murata.com/-/media/webrenewal/about/newsroom/news/irnews/irnews/2019/1031b/19q2_j_speach.ashx?la=ja-jp
②https://jp.reuters.com/article/ホットストック:村田製作所は大幅高-今期営業益予想を上方修正-idJPL3N27H078
③https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ31HQB_R31C16A0000000/
④https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ02I25_S6A201C1TI1000/
⑤https://www.nikkei.com/article/DGXLZO14434410T20C17A3TI1000/
⑥https://www.murata.com/-/media/webrenewal/about/newsroom/news/irnews/irnews/2019/1129/1911_j_speach.ashx?la=ja-jp引き継いだリチウムイオン電池と、未来に向けて力を入れている全固体電池のバランスが、2021年にどうなっているか。
全社的にはまだまだ投資フェーズでも大丈夫な事業だとは思うが。