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イラク首相が辞意表明 反政府デモの死者400人超に

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    流れとしては、
    2018年10月、シーア派諸政党の合意でイラク首相(アブドゥル=マフディ)として就任。合意は、イラン革命防衛隊が調整。
    2019年10月末、デモが相次いでいたことを受けて、首相は辞任を表明。デモの背景には、水や電力の不足、それに対する政府の無能力、その背景としてのシーア派諸政党による利権配分があります。
    2019年11月初め、イラン革命防衛隊、首相とシーア派諸政党に辞任の撤回を指示。同時に、イラン革命防衛隊指導下の民兵組織が銃撃や誘拐を多用する激しい弾圧を開始。死者は400人を越える。
    2019年11月29日、イラクのシーア派イスラーム学者の中で最高位にあるシスターニー師、弾圧を非難するとともに、早期の選挙制度改革を要求。
     首相は再度の辞任を表明。シーア派諸政党も首相への支持を取り下げ。

    ポイントは、
    ・国民(6割はシーア派)は、行政能力のある政府を望んでいるということ。今の政府は、シーア派内の諸派閥が、石油を中心とする利権を分け合う談合をしているだけ、というべきもので、行政機能は著しく低下しています。
    ・シスターニー師は、政治家ではありませんが、政治に介入しないわけではありません。一度発言すると、シーア派の世論の代表として、政府の方針を変更させる影響力があります。また、イランとイラクのシーア派は一枚岩ということはありません。
    ・今のイラクにある政党は、利権を配分し合う以上の能力を持たないため、本格的に行政能力のある政府をつくろうとすれば、抜本的な新勢力の登場が必要になります。かつて「イスラーム国」を名乗る勢力が力を得た背景でもあります。そのような新勢力は国軍くらいしか見当たりませんが、武装したシーア派の諸派閥は許さず、衝突も考えられます。



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