19年のIPO、2割が赤字企業、SaaS関連多く
日本経済新聞
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注目のコメント
今年はIPOマーケットにおいて、一つの転換点だったと思っています。従来は黒字であることが前提の、IPOでしたが、市場を自ら作り出す、または市場を押さえる様なSaaSモデルの発行体は赤字でもIPOの承認がおりる様になったことは、「投資家保護」が命題だった東証審査としては、審査の方向性を「安定」から「成長」へ舵を切ったともいえます。
その発行体が将来確実に利益を捻出したりCapが大きくなるかは、未来のことなので誰にも分かりません。
ただし、足下黒字でないと、何を説明しても納得感が生まれないのも事実ですから、赤字でも将来的に成長すると担保出来るKPI(MAUやARPUなど)がグロースしているか、説明出来ることが重要です。
詳細は後日リリースされますが、この辺りを掘り下げた話は、過去5年のIPOの定量分析も含めて、来年1月9日に開催するケップルアカデミーでお話したいと思います。