[23日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラ<TSLA.O>のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は23日ツイッターで、同社初のピックアップトラック「サイバートラック」の予約台数が約15万台に達したと発表した。

マスク氏は「14万6000台の受注のうち42%がデュアルモーター、41%がトリプルモーター、17%がシングルモーター」とし、別のツイートでこうした受注は宣伝広告を一切行わず確保したと付け加えた。

21日のサイバートラックの発表では、割れないはずの「装甲ガラス」がテストでひび割れるという事態に見舞われた。この様子はロサンゼルスの会場からライブ配信され、ハッシュタグをつけた#cybertruckがトレンドワードになった。

アナリストの一部はサイバートラックの発表を称賛したが、他方で同車の近未来的デザインが大衆受けするかどうか疑問視する声も上がっている。

ガンメタルグレーの装甲車に似たスタイルのサイバートラックの価格は3万9900ドルから。生産開始は2021年後半ごろの計画。