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香港、なお数十人が籠城=中国、覆面禁止「違憲」認めず―警察トップを交代

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    いよいよ香港警察が暴力的な弾圧を始めました。11月14日の習近平主席自らの「香港情勢に対する厳正な立場」表明がトリガーになっていると思われます。そこで、習近平主席は「香港警察が厳正に法を執行し、法執行機関が暴力犯罪分子に「法に基づいて」懲罰を与えることを断固として支持する」と述べたのです。
    それは、香港警察に対して「やれ」という意味です。
    しかし、「法に基づいて」ということ自体、おかしなことです。中国国務院香港マカオ事務弁公室の道官が、香港高裁がデモ隊の覆面を禁じる規則を香港基本法(憲法に相当)に違反していると判断したことに対して、「全国人民代表大会常務委員会の権威と香港行政長官の統治権に挑戦するものだ」と批判したのです。
    中国が言う「法治」は、共産党の意向に従う範囲内でのものだということを、そして、中国が言う「一国両制(一国二制度)」は、中国共産党の権威に従う限り形式的に認められるものだということを、中国国務院が自ら言ったのと同じことです。一国二制度が認められているはずの香港でさえ、司法の独立など存在しないのです。
    中国共産党は、香港特別行政区政府も使って、学生たちの抗議行動が暴力犯罪であると一方的なイメージを作ろうとしています。なぜ香港の学生たちが暴力的な抗議行動を起こさなければならなかったのかという最も重要な問題には触れないままです。香港特別行政区長官は、デモが終息すれば区議会選挙を行ってもよいと発言し、あたかも学生たちが香港の民主主義を妨害しているかのようなイメージづくりも行っています。
    権威主義的国家では、統治者に背く考えを持つこと自体が許されません。政府を監視し、審判を下す選挙という公式のチャンネルがない中では、統治者に反対するためには、どうしても暴力的な抗議活動になりがちなのです。外国メディアも、このような事態にならなければ、香港の問題をここまで大々的に報じることはなかったでしょう。国際社会も、香港で何が起こっているのか、注意しなかったかも知れません。
    しかし、香港警察が弾圧にかかれば、銃器を持たない学生たちは抑え込まれるでしょう。学生たちの行動が国際社会にどの程度の影響を与えたのか、国際社会の対応が試されます。


  • デモは自由化は成し遂げられなかったかもしれないが、香港の経済力を破壊したという点では中国政府に十分なダメージを与えたと思う。


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