「いつか親が認知症」に不安6割 40~50代男女、朝日生命調査
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インターネット調査では、その回答者の選ばれ方の時点で偏りがある方が一般的であり、この数値が日本人全体の立ち位置を正確に反映しているかどうかはわかりません。
しかし、認知症は、60歳を超えると倍々に罹患率が増加し、超高齢化社会においてその有病率は急激に増加していますから、「身近な方にも認知症が」と不安を抱くのは自然な流れとも思います。
確かに認知症は、時に対応の難しい問題となりえますが、メディアは公平な情報提供をしないという前提で、バランスよく知識を持ち、不安を抱くとしても「適度に」抱くことが大切だと思います。少し物忘れが増えた肉親に、認知症のレッテルを貼り、早くから有効性の示されていない薬剤を飲ませていたらそれこそ問題です。
とはいえ、高齢者を介護する者も高齢者、という時代がすでに来つつある日本で、どのように認知症患者を支援していくかは、これからを生きる私たちが頭を悩ませ続けなければならない重要な課題の一つでしょう。当時20代でしたが経験者です。不安はぬぐえない気持ちは分かるが事前に準備ができる点に集中して対応しておく。
例えば、資産管理は成年後見人制度の活用、火事が心配ならIHへの変更など。
話し合いが成立しなくなる前にコミュニケーションを親の立場に立ちながらできたらよりよいのですが。認知症症状(徘徊や被害妄想・作話など)の出現や進行は、環境因子の影響が大きいです。
そして、日頃から地域と関わりを持っているか否かで、認知症や単身世帯になった時に生活の質が大きく変わります。
社会保障などのシステムに頼れない世代なため、親御さんが元気なうちに、地域とつながりを持つよう提案することをお勧めします。
日常生活で頼りになるのは、遠くの家族より身近な知り合いです。
お金がある人はサービスを買えますが、お金のない人は元気なうちに徳を積んだ方が良いかと思います。