決済のデジタル化でブラジルの「社会を変える」、Visaの試み
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visaに限らずMasterCard も同様ですが、ブランドカードの非接触カードが爆発的に普及するカギは2つあると思います。
一つは、イギリスのように交通カードとして使えることです。これは、日本で発行されたカードでも使えますから、是非使ってみて下さい。
もう一つは、カード利用時にSMSで利用通知が届くことです。
今、このサービスが標準でない先進国は日本くらいではないかと思います。これがあると、いくら使ったかすぐ分かりますし、何かと便利です。
ブランドカードの非接触は、Type A/Bなので、FeliCa を使っている日本との相性の悪さが歯痒いですね。Nakayamaさんご指摘のとおり銀行口座持ってない人が多いのがネックですが、ブラジルはまだ他の中南米諸国よりは口座保有率、クレカ所有率とも高いので普及の可能性はあるのでしょう。
なお、ブラジルより進んでいるチリでは、サンティアゴ市内の交通改革が10年くらい前に行われ、その際BIPカードという非接触型のカードが一挙に普及しました。当初、市内の所々で現金払ってチャージしてましたが、さっきホームページみたらサービスとかチャージ方法が多様化しているようで驚きました。
今後どんな発展が見られるのかチリとブラジルに注目したい。VISAやMasterの非接触決済は実際のところクレカだけではなく、クレジット・デビット・プリペイドの全ての種類のカードでほぼ同様に使う事が出来ます。
例えばブラジルのアンバンクド問題に対する取り組みとしてはチャレンジャーバンクNubankが有名ですが、この会社も昨年からデビットカードを出しており、これも当然のようにタッチ決済やオープンループ対応の交通機関で利用する事が出来ます。
SuicaやPayPayのように特定事業者が展開する電子マネーに対するVISAやMasterの国際カードブランドの非接触決済の優位点は、良くも悪くもこれらの決済ネットワークがカード発行者からは独立している点でしょうか。例えばNubankがデビットカードを出しても店舗を巡ってNubankのカードに対応するよう営業をかける必要がありません。VISAに対応している店なら国内外問わずに使えます。
欧州でも伝統的な銀行からチャレンジャーバンクまで決済に取り組む多彩なプレーヤーがいますが、店側は国際ブランドカードに対応の一択なので、日本の様に店毎にバラバラの決済サービスに対応しているため要確認といったことがありません。