「ほめて育てる」「叱らない子育て」の弊害が深刻化…忍耐力が欠如する子が急増
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ポジティブになるには?とか、褒めるコツとか、傷つけないためには?とか。よく聞かれます。。。
子育て関係の雑誌取材でも、親御さんからのご相談でも。
そんな時、ポジティブの弊害についてや、傷つくことによる成長について説明をします。
人間にとって大事なことは、怒り、焦り、悲しい、落ち込みといった「いわゆる不快とされる感情」と、嬉しい、安堵といった「いわゆる快とされる感情」の「両方をちゃんと感じる経験」。
その経験があってこそ、コーピング(対処行動)選択の機会が子育てでたくさん出てきます。
「あー、これはイラつくよねえ、どうするといいかなあ?」と一緒に考える。これはただひたすら私自身も子育て中にやってきたことです。(20歳の息子も17歳の娘もそう育てました)
アスリートへのメンタルトレーニングにおいても、コーピング能力を高めることが大事な軸にあります。現在劇団で、常時170人もの子供に接していて思うことは、子供にとって「見守ってもらえている」という安心感が、頑張る力、忍耐力を養うことにつながるのでは、ということです。
頑張れるキャパシティは子供によっても違うし、出来ないことに腹を立てたり、ワガママを言い出して、ブチ切れちゃうような子供ももちろんいる。そんな時、大事なのは「なんで?」と聞かないことだったりします。誰かが「一緒に考えてみよう」といってあげると、子供は不思議と自らを立て直し、頑張れたりします。
あと重要なのは、頑張り方や忍耐という「コンセプト」を知らない子供も中にはいるということを、大人が認知することかなーと。「寄り添ってあげる」ことでまずは心を開いてもらわないといけない場合も多々。我慢できないのにも、子供なりの理由があったりする。そこはちゃんと聞いてあげて、そこから何がダメなのか、見つける「手伝いをする」というプロセスは、私のいる団体では重要にしています。
いずれにしても、子供は大人が思っているよりもずっと「自ら学ぶ力」を持っていると思います。だから、大人も忍耐を学んで待たないといけない(笑)「信じて待つ」ことって、とても重要だと思います。個人的には叱りもするし褒めもします。
どちらかに偏ったりする方法はとりません。
アドラー心理学も学んだ上でそうしてます。
我慢に関しては、我慢させて良い行動と我慢させてはならない行動があります。気をつけたいところです。
インプットとアウトプットの両方のバランスをよく考えて教育する様に気をつけてます。
頑張る力の欠如の傾向は好奇心との関連がありそうです。
スマホの影響もあるでしょうね。
好奇心を助長させたり、目標を達成させる経験をさせたり、表彰されて嬉しい恥ずかしい…などの経験や親からの質問などのコミュニケーションをとることが大切だと理解してます。
今は学童保育も充実してますね。
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