令和の大嘗祭、皇居で重要祭祀 「政教分離違反」と批判も

コメント

注目のコメント

• 猪瀬 直樹

  作家、日本維新の会・参院幹事長

  ・2019年11月14日

  近代天皇制とは？　大嘗祭は伝統的な祭祀でありながら近代国家としての祝祭空間という両義性をもっている。
  　こういう機会に自分がどのような文化のなかに棲んでいるのか、『ミカドの肖像』を読んで本気で確かめるとよいのだけれどね。
  　政教分離違反かどうか、という設定がそもそも知的好奇心にマッチしていない。
  
  https://www.amazon.co.jp/dp/4094023127
• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2019年11月14日

  『「政教分離違反」と批判も』とあるけれど、　政教分離の超大国アメリカでも大統領は就任のとき聖書に手を置いて宣誓するもんなぁ・・・　政教分離と伝統の継承とは別なんじゃないのかな。こういった伝統儀式を各々の宗教心を離れて見ることが出来る寛容さが結局は人それぞれの宗教心を寛容に受け容れることにつながるような気がしないでもありません。政教分離の捉え方は難しい　(・。・)
• 小野 雅裕

  NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

  ・2019年11月15日

  アメリカの大統領が聖書に手を置くこととの比較をするコメントがありますが、その比較は不適切と思います。何に手を置くかは、個人が自分の信仰に基づいて選択するものです。特定の宗教に則った形式が指定されているわけではありません。そもそも何かに手を置く規定もありません。アメリカの国会図書館は宣誓用に、聖書のほか、仏教やヒンドゥー教の聖典、憲法のコピーなども用意しています。もちろん自分で持ってきてもOKです。国会議員もみな宣誓しますが、それぞれの個人の信仰に基づいて選びますし、無宗教の人は何に手を置く必要もありません。僕ならばスターウォーズのDVDボックスにでも手を置きます。一方、新嘗祭は天皇個人の判断でキリスト教式や仏式を選べませんよね。神式と決まっています。ですから比較は不適切です。
  
  そうは言った上で、僕は天皇が新嘗祭を神式でやることに特に問題を感じません。宗教というより伝統行事ですしね。もちろん、僕が無宗教だからかもしれませんが。