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注目のコメント
地方でいくつかの金融機関と付き合ったことがある。
地方経済には、相当の部分で自己完結した閉鎖的な経済圏がある。
地元の中小企業、商店、自営業と言った人達は、メガバンクが相手にしないような融資を通じて、地銀を中心としたその経済圏に組み込まれる。
そのため、メガバンクよりも地元にネットワークと歴史を持つ地銀の方が「名士」になったり、尊敬されたりする。
だから、地銀の権力は絶大で、100年以上も続く創業家の地位も相まって独特の価値観を形成。
故に頭取の任期が長いケースも「家業」と考えれば理解できる。
だから本項のタイトルは、「市場が見放した」ではなく「中央経済圏が見放した」が正しい。
それがいいとは思わないが、地方経済には独特の価値観がある事を理解した上で、改革を考えた方がいい。マイナス金利や地域経済の地盤沈下、さらには高コスト体質…。
本業赤字を連発する地銀が増えている中、各行首脳もなかなか打開策までは見いだせていません。
その一方で、10年以上に渡って在籍するトップもザラ。
株主総会では、そんな地銀首脳陣たちの続投に対して「NO」を突きつける動きが出ています。
NewsPicks編集部では大手機関投資家の議決権行使状況を総ざらいしました。
総額200兆円以上を運用する彼らが変革を迫っているのはどの銀行なのか。
全国地銀の「頭取・会長在任年数ランキング」「年収ランキング」などとともにお届けします。
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