【麹町中学校】自律した子どもを育てる「しくみ」の作り方
2019/11/9
「自律した子どもを育てる」ための教育を最上位のミッションに掲げる、麹町中学校(東京)の工藤勇一校長。
自律性とは、受け身に回らず、周りとの「対話」を重ねることによって育まれるものだと工藤校長は話す。インタビュー第2回では、そんな対話を促すための「しくみ」がどのように構築されているのかを明らかにしていこう。
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自律性、主体性のある子どもの育成を最上位のミッションに掲げる麹町中学校。生徒に、一方的に「主体的になれ」と強いるのではなく、おのずと主体性が育まれるような「しくみ」が作り込まれていることに感嘆します。
工藤校長が麹町中学校に赴任してきたばかりの頃、服装と頭髪の指導ばかりしている先生にかけたという言葉がとても印象的でした。「先生、生徒と生き方の話をしないの?」。
「みんな仲良く」「クラスで一致団結」という、耳ざわりの良い言葉に投げかける疑問も痛快。前回のインタビューに続き、今回も金言満載です。
当事者意識を高める。これに尽きますね。生徒、教員、親の当事者意識を。それぞれの役割を自覚し、それを実行しなければ、そのコミュニティは機能しません。
ビジネスにおいても、顧客、従業員、株主、パートナーなどで構成されるコミュニティを機能させるには、当事者意識が必要ですね。任せっぱなしではWeWorkのようになってしまう。
日本が豊かなで平和の証拠だと思います。ただ、一時的なことでこの状態は永遠には続かないと思います。
子供だけではなく、大人も当事者意識を持ち、日本の社会・経済を維持していくために考え、最適化に向けた行動をとっていくべきだと思います。
>与えられるものばかりを求める子どもを育てていて、誰も当事者意識を持たない国になっているわけですから。
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