アメリカで体験! いま「買い物」はここまで劇的に「進化」していた
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ほんと、ベイエリアは一体どこに向かっているんだ?というほど、すべてが「最先端でなければならない」状態。楽しいけれど、面食らいます。
しかし、これをアメリカと思わない方がいいです。自信をもって宣言しますが、アメリカの90%はド田舎です!そしてそうした田舎は「昔からの古きよき街並みを残そう」と必死で、完全に二極分化。
ベイエリアも1時間も車走らせたら「うーさーぎ追いし、かーのーやーまー」とか、思わず歌ってしまいそうな昔懐かしい感じの場所ゴロゴロです、、、、先日サンフランシスコとNYに行ってきましたが、これら都市ではこぞって様々な取り組みが進んでいます。
普通のスーパーだったTarget も、マリメッコなどのブランドとコラボした商品を作っていたり、オンライン含めての買い物体験の最適化に向けて、取り組みを様々やっているそうです。
体験、といえばテクノロジーだけではないのも取り組みとして面白いもの。Macy’sが買収したStoryも面白いです。"Narrative Retail Experience"とうたっていますが、私が見たのは”Color”というコンセプト。単なるセレクトショップではなく、"語れる物語"があるというのが、今後はより重要になっていくのだと思います。選ばれたくなり理由作りは、価格だけではないということですね。ワクワクする空間設計や体験構築が必要になります。
エンタメ化は観光領域でも進んでいまして、例えばホテルなどがわかりやすいです。ホテルは通常であれば、「泊るための手段」とされていましたが、星野リゾートのOMOや、泊れるホテル・美術館・お城、または古民家改装型ゲストハウスをはじめ創意工夫する宿泊施設が増えてエンタメ化が進んでいます。ホテルを体験するといっても過言ではないでしょう。
この背景にはひとえに自分らしい消費がしたい、人に自慢する消費がしたいと思わせるような「ネタ消費」化があります。
色々な業界のエンタメ化はこれから注目が集まるでしょう。