日立・ホンダ系4社合併で新会社誕生 「下剋上」を起こせるか(井上久男)
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井上さんの記事です。アイシンとアイシンAWの統合もそうですが、サプライヤーは単なる部品供給会社から、自動車の中枢部分の開発を担う存在に変化しています。生産面においても組立てメーカーの生産部門の中まで入り込んで、システムごと、あるいはASSYごとにクルマ生産を担うのが当たり前になってきました。
次世代移動のためにBtoCを一生懸命やらないとならない組立てメーカーに代わって、BtoBについてはサプライヤーの役割が益々大きくなるということですね。
仕事の領域が大きくなるだけに、開発力、提案力、それを支える技術力、生産体制、サービス体制まで賄えないと組立てメーカーの欲求についていけない時代に入ってきました。たくさんのヒトモノカネを投入する以上、売上も伴わないと生きられない。組立てメーカーもシステムサプライヤーも難しい時代に入ってきました。「小粒でもキラリと光る」、そうした役割を担う企業にも頑張っては欲しいのですが。この4社の製品はいわばモザイク状態でシステムを構成していない。なのに、会社をくっつけて何をしようとしてるかは、よくわからない。
開発プロセスも技術レベルも違い、施設のスペックも異なってそう。ホンダと取引はともかく、ホンダ以外のメーカーとの取引が簡単に増えるとは思えない。
ホンダが自らの不調で先行き不安だから、「放り出した」ということか?