【始動直前】ストリーミングに賭けるディズニーの「総力戦」
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ディズニーのストリーミングサービスは、NetflixやAmazonビデオ、Apple plusよりもすごい、ということを猛アピールしています。
視聴者がどれだけ評価するか、マネタイズの分かれ目になります。成功するには、グローバルな展開も欠かせません。ディズニーはそういう意味ではすでにグローバル。優位な立場にあります。技術は重要だが、拡大のための各種資源では、Disneyは少なくともNetflixを圧倒している。イメージ、ヤフー・ソフトバンクのPayPayと、それ以外の戦いみたいな感じ。
例えば、営業CFではNetflixはマイナスに対して、Disneyは毎年1兆円以上(Netflixの売上をすこし下回るくらい)。そしてもちろんこれまでのIP含めたコンテンツ資産も持っているし、記事で触れられているテレビ局やリアル含めた様々な顧客接点も持っている。
下記記事に詳しいが、開始前だが既に100万人以上の契約を集めている模様。なお、2024年までに米国で2000~3000万人、世界では6000~9000万人の有料課金者数を狙っている。
https://newspicks.com/news/4347610日本だとdocomoとタッグを組んだDisney DELUXEが始まってますが(もちろん契約済)、Disney+はさらにオリジナル作品に力を入れるそう(日本はまだリリース未定orz)。
もちろんNetflix、Amazon Primeのオリジナル作品も面白いが、Disneyのコンテンツパワーは独自性が強く、強烈に熱狂的なファンがつく。そして何よりコンテンツ量も豊富。テック系プラットフォームにも確実に勝てる力がある。
プラットフォームはビジネスに強い。しかしそれ以上に強いのは、ブランド力とコンテンツ力を兼ね備えた企業だ。ITプラットフォームを米国勢に抑えられた日本も、ディズニーの事業展開を見習うべきだ。それに匹敵するコンテンツパワーを持ち合わせているのだから。