週3勤務、育休6年。実は“会社のため”だったサイボウズ式「働き方改革」
2019/11/1
青野氏はワーカホリックタイプ
青野 青野慶久です。育児休業を3回取ったり、選択的夫婦別姓を求めたりして個人的に取り上げていただくことが多いのですが、改めてサイボウズを紹介すると、会社など組織で情報を共有し、業務効率を上げるためのグループウェア(ソフト)を作る会社です。
クラウド上で業務アプリを構築する「kintone(キントーン)」や、中小企業向けのグループウェア「サイボウズOffice」などを開発し、販売・運用しています。
今でこそ社員の満足度が高い企業といわれるサイボウズですが、1997年に創業してからしばらくは、幸福でもなんでもない会社でした。
いわゆるITベンチャーですから「俺たち、燃え尽きるまで働くぜ」みたいなノリです。私自身も寝る直前まで仕事のことを考えていたいワーカホリックタイプ。週に一度は徹夜会議をしていましたし、それがかっこいいと思っていました。