【藤野英人】次世代に伝えるべき「マネーリテラシー」の本質
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注目のコメント
マネーリテラシーいいと思います!
他の親から何とも言えないリアクションをされるのですが、、、、うちの子はお金に興味津々です。
旺文社の「学校では教えてくれない大切なこと」の「お金のこと」が大好きでボロボロ。
これはクレジット?デビット?電子マネー?なんでこんなに高いの?利子ってな~に、どうやってマンション買ったの「しゃっきん?」と興味津々。
子供がお金に興味ある事に眉を顰める理由も実はよく分かりません。(お金の仕組みに興味と執着や差別は別問題だし)
ちなみに、ある日、家中を携帯で撮影。ある子の近くに住みたいらしく、家をメルカリで売って引っ越しする計画だったらしい…。(売れないし、とんでもない安値を付けそうで即止めましたが…)日本人の金融リテラシーは海外諸国と比較し低いことが調査で明らかになっており(※)
①義務教育での金融経済の教育時間を増やすこと
②家庭で金融の体験学習を行うこと
共に必要だと私は思っています。
②の方は例えば、「毎月定額で与えているお小遣いを、労働の対価的に与えてみる」など簡単なことから始めてもいいと思います。
ちなみに余談ですが、私はマッサージが得意で、小学生の時よく両親にマッサージをする代わりにお小遣いをもらっていました。
最初は10分100円を都度もらう形で始めましたが、
次第に、20分なら300円/30分なら500円と効率的に稼げるメニューを増やしたり、
10分100円券を10枚綴りで前売り販売してキャッシュが先に入る形にしたりと、
子供ながらに工夫していました。
※「日本は金融リテラシーがある人の割合は43%で、これは調査に参加した144カ国中38位、G7の中ではイタリアに次ぐ6位である」
( S&P社“グローバル・ファイナンシャル・リテラシー調査(2015)”)子どもたちに「小商い」の体験を勧めるのは金融教育の一環として健全な金銭感覚を身につけるのに良い試みになると思います。それに社会人として一定以上の規模の会社に所属する場合、一部の部門以外は顧客を意識せずとも、自分の職務が成立してしまい、所属会社が前に進むこと、自分の給与の源泉に対して無頓着になりがち。こうした原体験を有していることで、どの部門に身を置いても顧客に対する意識づけがされていることは、長期的にプラスの面が大きいのではないでしょうか。