【密漁はやめろ】なんでサザエ捕っちゃダメ? 海はみんなのものでしょ? 漁師だけズルい!『漁業法』について漁協の人を問い詰めた結果 → 海を守ってる本人だった
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注目のコメント
現・茨城、もと山陰の民としてはありがたい記事です。
知る機会がない人もいるかもしれませんしね。
密猟に厳しいのはどこの海も同じです。海の広さゆえか「ちょっとぐらい」と思う人は多いようですが、そのちょっとを許すと、際限なく人が来ちゃいます。海外から"お客さん"が大勢いらっしゃった例も。なので厳しくせざるを得ないのですね。
禁止看板も年々ブラッシュアップされてきていて、昔はボロボロの朱書きで「密猟禁止」とだけ書いた程度のものだったのが、最近では、「漁業は法令で守られた権利であり、個人レベルの採取でも侵害にあたり刑事罰がある」旨がきっちり書いてあったりします。苦労が忍ばれる。
また、対策といえば、相次ぐ密猟対策のため2018年に改正漁業法が成立しており(まもなく施行?)、密猟の対象になりやすいナマコなどの特定水産動植物については、罰金が現行の200万円からなんと3000万円まで引き上げられます。密猟者を一撃で滅ぼすやつ。
https://www.asahi.com/amp/articles/ASLBV3G9HLBVULFA00F.html
組織だった密猟をやる人はそういないと思いますが、勝手に採ってはいけない(ものがある)意識が広まるのは良いことです。
せっかくなので最後に宣伝。
島根には希少な岩海苔「十六島(うっぷるい)海苔」があります。
http://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/kochokoho/esque/34/menu07.html
容易に噛みきれないほどの弾力があるのですが、汁物に入れるとふわっと広がって豊かな磯の香りが楽しめます。お雑煮などに合います。
ご旅行の際はぜひに。「捕ったものだ」「買ったものだ」という、パトロールの警官とサザエを焼いている人との迫真の駆け引きは、地方の海岸の夏の風物詩。
そして、密漁の場合、駆け引きが長引き、潜っていた密漁者の息が続かなくなって浮かんできたらアウト。