自衛隊の中東派遣を本格検討 政府、有志連合は不参加
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主な問題が2点。
①「調査・研究」のために、オマーン湾やアラビア海のあたりをウロウロするそうですが、何を「調査・研究」するのかもわからないこと。
②米国とは別に日本独自に、日本の艦船、あるいは産油国の施設を防護しに行く、というのならわかります。しかし、そういう活動では明らかにありません。後方支援をするわけでもなく、米国や産油国から評価されることも無いでしょう。
米国の要請は、イランの攻撃からサウディアラビアやUAEの石油施設をはじめとするインフラを守ることです。オマーン湾やアラビア海のあたりをウロウロしていても、確かにこの要請に応える役に立つことはできません。「自衛隊によるわが国に関係する防護の実施を要する状況にはない」ともいわれており、確かに、防護のために行くのではないのでしょう。それでは、やはり何のためにウロウロするのかわかりません。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51126630Y9A011C1000000/
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51126630Y9A011C1000000/派遣の是非はもちろんあると思いますが、このタイミングで明らかにする必要はあったのでしょうか?
台風の影響がまだまだ残る中、天皇陛下即位パレードも延期が決まり、そしてこのニュース。
今回の件で、検討している旨を明らかにした政府、与党の関係者の方々が、世の中とズレていることは明らかになりました。こーゆーリスクを、70年間のらりくらりと避けてこれた要因として、憲法第9章の影響は大きかったと思う。
国の立ち位置とか、憲法9条の不自然さはあるにしても、誰かの恨みを買ってテロの脅威にさらされないで済んでいるのは奇跡なんじゃないかな。
だって、東京のお巡りさんがアサルトライフルを担いでいる光景だって起こりえたわけなんだから。
政府が憲法を変えることで、軍事活動範囲を広げることができ国のプレゼンスを高めると言うビジョンを持っているのであれば。
たとえ不自然であっても、憲法9条は変えないでほしいと思ってしまう。アメリカに頼ってばかりの情けないプレゼンスだったとしても。