生徒の睡眠時間を確保するため「朝8時以前の始業を禁じる」法案がカリフォルニア州で可決
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すでに我が家のある学区の高校は対応済みですが、法律になったのですね。単に「睡眠時間が足りてない」のではなく、「体の回復に大切な、深い眠りのサイクルが年齢によって異なり、ティーンの時期は最も遅い時間(早朝)にピークがくるので、あまり早く起きるのは体によくない」という研究結果に基づいています。
眠りを司る体内物質の自然な分泌サイクルのせいなので、ほんと、根性論の話ではありません。すごいなぁと思うのは、最新の科学研究の成果をすぐに採り入れてるところなんですよね。
記事にもある通り、子供の睡眠時間が足りてないという指摘や、学校の始業時間を遅くすることで改善が可能であることは学会から指摘されていたのですが、これをちゃんと反映させるという。
明確な科学やファクトがあるのに根性論や慣行を盾にで乗り切るという姿勢とは大きく違います。これはかなり注目している動き。
EBPM(Evidence-based Policy Making)が進むアメリカでこそできる対応でもあるかと思います。
人間には朝が強い人と夜が強い人がいて、夜が強い人にとって強制的な早起きは身体にとっても脳にとっても良くない。朝早い人にとって始業時間が遅くなるのは朝の自由時間が増えるくらいの影響。
これは結構いろんなところで言われていたことなので実際に実現して嬉しい。