グーグルが切り開く、量子コンピューターの未来
2019/10/17
量子コンピューターの開発に、IBMやグーグルそして中国のアリババがしのぎを削っている。
焦点はゲート方式の量子コンピューターの開発だ。
そのゲート方式の開発について、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が9月21日、米グーグルの研究チームが「量子超越性」の実証に成功したと報じて世界を驚かせた。
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『量子コンピュータが変える未来』最終回は、「夢のコンピューター」といわれるゲート方式の量子コンピューターの開発をめぐるお話しです。
この分野でも、先端を走るのはアメリカと中国。意外なところでは、オランダのデルフト工科大学も健闘しているようです。日本もぜひ、頑張って欲しいです。
量子化学の分野で導入すると、素材や創薬の研究も劇的に変わるかもしれません。
経験と勘(と理論、エビデンス)のマッチングを高速化高精度化するとか、スパコンで真面目にやると延々と終わらない量子力学的な計算を迂回する(ある意味、人工知能の勘を導入する)とか、ディープラーニングを用いた研究も盛んですが、ダイレクトに量子の振る舞いを高速で計算できるようになると次元が変わります。
材料物性をシミュレーションで精度よく予測したり、効率的な量産化手法の開発をしたり、そんな使い方もできてしまう可能性がありますね。
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