資生堂、米スキンケアブランドを900億円で買収
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資生堂がDrunk Elephantを買収したんですか。驚きのニュースです。Drunk Elephantは、日本ではまだそんなに知られてないかもしれませんが、アメリカのスキンケアブランドの一つで、世界的なコスメ専門ショップ「SHEPORA」でも販売している人気のブランドです。肌に良くない6つの成分を一切入れないというコンセプトと、使用者たちと積極的にコミュニケーションを取ることで注目を集めています。資生堂からすればアメリカビューティー市場をしっかり分析するDrunk Elephantが今後の海外ビジネスにプラスになると判断したんでしょうね。
全く知らなかったブランド、Drunk Elephant。2012年創業、7年後に900億円で売却ってすごいですね。
2018年の売り上げは1億ドル(約100億円)超とのこと。DtoC企業ですが、米国やカナダではセフォラで独占販売、英国でも展開していてグローバル展開のフェーズとのこと。
欧米のマーケットを取りたい資生堂とこれからアジアへ展開するであろうDrunk Elephantとよいシナジーが発揮できるといいですね。資生堂の事業成果は、中国市場の成長に支えられえて、欧米は業績悪化していました。
直近のIRでは、中国から東南アジアに拡大を急ごうとして、それを好感して株価は最高値近辺をずっとウロウロしています。
ところが、急速にアジア全体が弱体化してきているデータも出てきたわけです。欧米テコ入れは必須なんだと思います。
一方、このタイミングでM&A成功する辺りはIRでは触れずともアジア依存は危険だと分かっていたのかもしれませんね。