嶋浩一郎×三浦崇宏 「バズるPRは死んだ マーケティングPRは本質化へ向かう」
コメント
注目のコメント
表層的なPRが分断とポストトゥルースを助長してると思う。
→"嶋:なぜ日本のPRパーソンが社会課題解決に向き合えないかというと、やはりパブリシティ中心のルーティンの仕事に追われている側面があると思う。突然「ビジネス開発や課題解決をせよ」と言っても難しい。でも、この状況は変えていかなきゃいけないし、クライアント側も変わってほしいと思う。企業が社会課題にどう取り組んで解決していくのか、そういう視点を持つことがブランディングにつながる時代だし。PRパーソンはそういう経営的な視点を持って仕事をするようになってほしい。
《中略》
三浦:クライアントはその事業・その業界に関して何十年にも及ぶ知見があるから、僕たちPRパーソンは普通に考えたらかなわない。ましてや経営者にその事業のことだけで向き合うのは難しい(笑)。だけど僕たちの強みは業界を横断してあらゆる分野を知っていること。その強みを活かして、経営者が抱える切迫感に答えられるだけの器量と技量を高めてほしいと思います。それはつまり社会全体に対する視座の高さとか、社会の空気を敏感に察知する身体感覚なんです。"PRパーソンに経営的な視点が必要であれば、ビジネス企画にもPR的な視点があれば強いってことかもしれない。
ただ記事中の三浦さんの発言で「経営者は得てしてPR視点を持っていますが……」とあるが、正確には「PRが大事だとは分かっているが、何をすべきかが分かっていない」ということではないか? でなければ、「『社外取締役になってほしい』というオファーも増えて」いないはずだ。