【トップ直撃】アサヒが掲げる「ハイネケン超え」の世界戦略
NewsPicks編集部
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記者さんが合併や市場縮小への質問をする度に小路社長が否定する面白いやり取り(笑)。小路社長は少しムッとされたでしょうね。グローバル戦略については良いところを狙っていてさすがだなと正直思いました。世界トップと競争しても勝てませんからね。
でも国内のビール市場への見通しは少々甘い気がしました。既存ビールを主にしている限り若者に振り向いてもらうのは難しい。それは世界を見ても若者はクラフトビールにシフトしているのが証明しています。特に日本の10年先を行っているアメリカが典型的な例です。その方向性を認めることは大きな成功を収めた大企業トップではなかなか難しいのかもしれない、というのが素直な意見ですが、アサヒさん含めて大手が本気になる前にクラフトビールが若い方にもっと支持してもらえるように頑張んなきゃな、と改めて気合が入りました。巨額の買収を決めた理由について、じっくりと語っていただきました。
また、ビール離れに対する分析が興味深かったです。ビール離れの原因が本当に「イメージ」だとすれば、小瓶を直接飲む形で広める戦略は、功を奏するのかもしれません。
ビール業界の再編についても、考えをはっきりと答えていただけました。ただ、もう少し深く掘って聞きたかった気持ちもあります……。
今後の飲料業界を大きく左右する人物、と言っても過言ではない小路さんのインタビュー、ぜひご一読ください。川北記者がグイグイと迫り、小路社長がかわすという、インタビュー現場の熱い戦いが伝わってきます。その熱を冷ますために、ビールでも一杯いかがでしょうか。本音が聞けるかもしれません。記事にはできないけれど。