バブル崩壊は近いぞ、デジタルでカラ騒ぎする日本企業はさてどうなる？

コメント

注目のコメント

• 阿部 務

  某上場企業 内部統制部門 部長

  ・2019年09月30日

  ＞さて、ここまで読んだ読者の中には「なぜ今回の記事では新興のデジタル企業に焦点を当てているのだろうか。既存の日本企業や人月商売のIT業界の話はどうした」と不審に思う人がいるかもしれない。実は、ここまではこれから書く本題のための長い前振り。本題とは「ITベンダーも含めトラディショナルな日本企業はデジタルバブル崩壊でどうなる」である。
  
  ＞もう悪い予感しかしない。今、日本企業の多くは経営者自身がDX（デジタルトランスフォーメーション）の重要性を叫び、人月商売のITベンダーも「IT企業からDX企業へ」といったスローガンを掲げて、デジタル変革や新たなデジタルビジネスの創出にまがりなりにも取り組もうとしている。AI（人工知能）やIoT（インターネット・オブ・シングズ）などの活用は一大ブームと言ってよい。
  
  ＞そんななかでデジタルバブルが崩壊したらどうなる。私の悪い予感とは、一気に「巻き戻し」が起こりかねないというものだ。例えばデジタルビジネスの創出に取り組んでいた企業がその取り組みを突如中断し、「我が社の本業に貢献しないと明らかになった」などと言い出す。「DXだ！DXだ！」と騒いでいた社長が突然口をつぐみ、DX推進室もいつの間にか消滅する。そんな巻き戻しが日本の至る所で起こりかねない。
  
  
  うん、ありそう。