[東京 27日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>とSUBARU(スバル)<7270.T>は27日、新たな資本業務提携に合意したと正式発表した。トヨタのスバルに対する出資比率は現在の16.83%から20%以上となり、持分法適用会社となる。スバルも800億円を上限とし、トヨタによるスバル株取得に要する金額と同額に相当するトヨタ株を取得する。相互出資で関係を深め、次世代技術などでの協業を強化する狙いだ。

業務提携では、両社の強みを持ち寄り、AWD(全輪駆動)モデルやスポーツ車「スバルBRZ」と「トヨタ86(ハチロク)」の次期モデルを共同で開発。スバルはトヨタのハイブリッドシステムを搭載した車種を拡大する。両社で自動運転分野で技術連携を図るほか、コネクテッドカー(ネットにつながる車)領域で協調する。