【教訓】斬新なビジネスほど失敗するワナ
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マーケティングの理論と実践において、優れたブランディングには「強く、好ましく、ユニーク」が三拍子そろっていることが必要であるとされています。
「強く」とは商品やネーミングにインパクトがあることです。「ユニーク」は他の誰もがやっていない独自性があることです。ただ、インパクトが強く、ユニークなだけでなくうまくいきません。「好ましく」、つまり共感も得られる必要があります。
強く×好ましく×ユニークであることにこだわってみることをお勧めいたします。
それから本稿の最後には、NEXTでの中田敦彦さんの1分間スピーチの秘訣もご本人からおうかがいした内容をお話させていただきました。私自身が深く感銘を受けた内容です。
是非ご参考にしていただけたら幸いです。
注目のコメント
これまでインタビューで、マーケティングの肝は顧客への共感だということを実感しました。そして今回、顧客への共感だけにとどまらない、マーケティングの奥深さに迫ります。
同時にAI時代に個人が鍛えるべき発想力や思考力についても聞きました。
実は取材時にハプニングがあり、田中教授が私のA4ノートをご自身のものと間違って取り上げたことがありました。私のものと完全に同じノートを愛用していたからです。
田中教授は普段、スマホやスマートウォッチなどデジタル機器を駆使していますが、同時に一覧性に優れたA4サイズのノートも活用しているとのことです。氏いわく、「デジタル×アナログ」のような、対極を手法を同時に使うことが発想の鍛錬にプラスになるとのことです。「即興力」こそイノベーションの力だ。
ロジックは過去の総括でしかない。過去の延長線上の未来はそれで創れるかもしれないが、ジャンプアップしたまだ見ぬ未来は、ロジカルシンキングでは創れない。
必要なのはアートな発想であり、「雷に落ちるような閃き」で、それはまさに即興での対話というジャムセッションを通じてうまれるものだ。