バンコクを走る“奇跡”の路線バス、象徴するのは日本の「強さ」か「斜陽」か
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注目のコメント
冒頭の「新しい中国バスと古い日本バスの比較」は単なる印象に過ぎないが、その後の分析はその通りだと感じた。
日本は今までのやり方を変えていないのに対して、中国は価格の優位性を維持したまま性能は上がっている。メンテナンスにしてもシェアが上がれば体制を作りやすいだろう。
ただもう1つ大事だと思うのは「日本vs中国」みたいな図式はだんだんと意味がなくなっていくだろうという部分。以前から日本の製品を中国で作るってことはあったが、そして中国の技術力が上がったってこともあるし、中国の企業であっても良い部品が日本を含め他国であればそこから調達する。その上、シャープなど企業も買収する。
日本企業として頑張るのではなく、いち企業として国際社会の競争をしている感じなのだろうと思う。日本政府としてもそこに力を貸せる部分はそう多くないだろう。「優れた技術、優れた品質――これを繰り返している限り、日本勢のシェア拡大は難しい。」
日本が耐久性やメンテナンス体制で旧い車体を長く使い続けているうちに、環境性能が高く安価な中国メーカー製が市場を席巻しているといいます。確かにここ数年は中国のバスが増えたように思えます。
日系も当地の需要にフィットした戦略をと思いますが、品質はある意味日系製造業のアイデンティティな所もあるので、難しいところです。。。