成長したスタートアップを潰してしまう「虚栄マーケティング」に手を出すな
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ここまでヒドいケースはあまり聞かないですが、失敗談は度々耳にします。多くは自分たちの実力を過信してしまったり、意味がないKPIに喜んでしまったりすることが原因。
私個人の話になりますが、創業時から常に「外から見られている姿」と「実態」の乖離を正しく見極めるように意識しています。例えば何かの賞を受賞したり、メディア露出したり、資金調達したり…勘違いしやすいタイミングにこそ、本当の自分たちの価値はどれくらいなのかを冷静に考えます。その事実自体は喜びつつも、冷静に自分たちの実態とやるべきことを見極めて行動することが大事。
余談ですが、大学時代の卒論テーマは「経営者の自信過剰が投資結果に及ぼす影響」でした。笑一時期、アメリカや中国のスタートアップで次の資金調達のためのマーケティングみたいなところも結構見かけたけれど、それと比較すると日本にはこういうスタートアップはあまり多くはない印象。とは言え、資金を調達するのも難しいけれど、マーケティング費用に限らず資金を有効に使うのは更にそれ以上に難しいもの。逆に資金調達しても全然アクセル踏めてないところも多い。
『もし、実力を伴わないまま巨大化したことがスタートアップの死につながるとしたら、マーケティングはその原因となる自覚症状のないガンだ。』(無意識に)コストセンターとして"セクシーに"振る舞う"マーケター"か、インベストメントとしてビジネスにコミットするマーケターか。その差は天と地ほどありますが、後者に"華"を持たせる仕組みはなく、前者には様々なトロフィーが与えられます。これはスタートアップに限らず、むしろ大企業にこそ多い印象。涙