印鑑との両立目指す=竹本IT相
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問題はセキュリティですよね。エストニアでは手書きサインと電子署名は同等の効力を持ちます。手書きサインの場合、重要な内容については顔写真入りIDの提示も求められます。印鑑は恐ろしいですね。なりすましは容易。重要書類であっても本人確認さえされないときがあります。犯罪がやりやすい環境です。
※エストニアの法人設立: 150件ほどに関わりました。通常2-3営業日です。最後のプロセスでは裁判所がデジタル機器を使って目視で確認しています。「18分」は記録を作るために仕込みがあったんだと思います。また、この18分というのは「オンラインで電子署名して提出後の時間」を指しています。作業や法律も慣れていない人はこの前のプロセスで何時間も必要です。私は慣れているのでいつものパターンであれば急いで処理すれば3分ほどで提示できます。でもその後に2-3営業日待つ必要があります。
注目のコメント
まあ皆さんのおっしゃる通りなのですが、敢えていい面を考えてみると、実は判子というのは物理的な個人認証デバイスをポケットに入れて持ち歩けるという驚異のテクノロジーでもあるのですね。
普通の国はちゃんとした個人認証は公証人を立てるのが当たり前で、その辺の制度がやたら発達しているわけですが、日本は判子一つでりん議の決済でも、住宅の購入でも、何千億という契約の締結でもなんでもできちゃう。
これって私たちは当たり前のように思っていますが、他国ではまずあり得ないことなんです。
なんだかんだ言われながらも日本のハンコ文化がなかなか消えない理由は、この利便性に要因があります。
とは言え、物理的な認証ツールはITとは折り合いが悪く、日本のIT化の足を引っ張る存在であるのも事実。
正直私も何かについて山のように判子を押させられるのはもううんざりで、こんなの電子サインでいいじゃんと思うことしきりです。
ここは大臣の言葉通り、最強の物理的個人認証デバイスである判子と、IT技術を両立し、どこでも個人認証が可能なIT印鑑を是非作ってほしいものだとおもいます。78歳のIT担当大臣の弊害が早速… 安倍首相は本気か…
竹本直一IT担当相は行政手続きのデジタル化と書面に押印する「はんこ文化」の両立を目指す考えを示した。竹本氏は「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(はんこ議連)」の会長を務めている。