「同じ中身を同じ学年で」は時代に合わない 「学級」を変えれば教育は変わる
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教育学者・苫野一徳さんの「学級改革論」は、同じ学齢の子供が集められて同じ内容を同じペースで教える、私たちが「当たり前」と思ってきた学級のあり方を疑ってみることから始まります。均質な人材を効率よく生み出すことが求められた時代に合ったやり方でも、いまの時代に合わないのは明らか、と。
もともと寺子屋は学齢関係なしで、そこから多くの優秀な人材が生まれました。
軍国主義の縦型社会には学齢で切って一斉に詰め込むのが合理的だった。それが今も続いているだけの話です。
ましてICT教材もこれだけ進化していますから、飛び級や学びの個別化は容易にできます。その中でどう「協働的な学び」を入れるか。そこに注力すべきです。
ただでさえ同質性の高い人たちが集まってしまう学校。せめて異年齢の子供たちが学び合う環境は整えていきたいものです。