EV電池の寿命明示 経産省、自動車各社に要請へ
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昨年から経産省が「リチウムイオン電池残存性能の評価法のガイドライン策定」と公表している件ですね。結局本年度内に出すと言ってますが、恐らく中身は有名無実なものになると思います。
何故なら、評価方法自体が幾つか有り、取得するデータもまちまちなので、標準化の必要性が叫ばれてますが、各社秘中の秘なので標準化は無理です。
こうした取り組みはルールメイキングにつながるものではなくて、規制だと思います。その間にBoschは、バッテリークラウドを構築してDiDiへ提供を開始すると表明してますから。
https://newspicks.com/news/4045640
国内メーカーには効力あっても、海外とくに中国のバッテリーメーカーにも同じように寿命明示を求めても信用出来る値を出せるとは思えません。
物理化学を理解していれば、上市後直後のメーカーが表明する寿命に見込みが入らざるを得ないことは分かると思うんですけどね。
規制をするのであれば、事故情報を必ず届け出て公開させるようにした方が良いと思います。ただし蓄電池のコストを下げようとしている中でコストが増えることになるので、国内メーカーが現在手元に持っている想定寿命を公開させるんだと思います。
使い方で寿命が変わるバッテリーの売り切り時点でのカレンダー寿命もしくはサイクル寿命の公開は意味がない気もしつつ、バッテリーの充放電コスト=価格/サイクル数なので、他のエネルギー貯蔵装置(エコキュートなど)との比較には有用だと思います。現在のカーボンを利用した電池は、リチウムの出入りにより
その組織が疲労で壊れる。
長持ちさせるには、ゆっくり充電放電する、温度環境の
制限が効果があるが、利便性は大きく下がる。
電池やリチウムの再利用は、新しい電池を買うぐらい
コストがかかる事が多く、経済合理性は低い。
電池単体の値段が話題になるが、ライフサイクルコスト
で見る事が大切である。バッテリーの劣化具合表示なんて難しいでしょうね。
100%の定義すら変えられるわけですから。
なんなら200%分のバッテリー積んでれば、容量半分までは100%表示。
高信頼性のNAND型SSDと同じ理屈。
NAND型メモリは書き込み回数制限が避けられないから、信頼性を上げるには沢山積んで書き込み箇所を散らし、単体セクタの書き込み回数を減らす。