末期がんになって気づいたことがある 「余命1カ月」の男性が遺した言葉
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その立場になってみないと分からないことって沢山ある、ということに気づかされます。
ステージ4のがんで「余命1か月」と宣告された男性が、「治った人の話はたくさんあるけど、治らない人の情報が何もない」と。それを世の中に伝えたいと命を振り絞ってインタビューを受けました。
このインタビューの4日後に他界した田端さん。「あなたのメッセージ、ちゃんとみんなに伝えましたよ」と言いたいです。なかなか書けない記事を書かれたグローブさん、すごいですね。
お目にかかった事はありませんが、笑顔がとても素敵な方で、多くの方を幸せにされたのだろうなぁと察します。心よりご冥福をお祈りします。末期がんになってから情報発信する方がなかなかおられないために,参考になるような情報がネットにも流れていない,という側面もあるかもしれません。
だからこそ,こうした記事は考えさせられますし,また,本当にとても胸を打たれました。
体も心もしんどい部分があったのだと思いますが,そんな中でもインタビューに応じられた田端さんを心から尊敬します。
私自身も死を覚悟した経験があるのですが,「人生って有限なんだ。終わりがあるんだ」というのが「実感」として心の中に一気に入り込んできたような感覚がありました。
ですが,有限だと気付いたからこそ,これまでの思い出に浸りながら一日一日を精いっぱい活かしていこうという気持ちにもなり,なにも諦めや絶望の気持ちだけが心を埋め尽くすわけではなかったです。もちろん,個人差はあるでしょうが。
おかげさまで,幸いにも現在の私は健康上の問題なく日々を過ごせているのですが,人生が有限であることをハッキリ知らされた時点で「何をしていくべきか」,「何を残したいか。残さなければならないか」,そして,「それを悔いなくやってもらえるようにするためには,世の中のどんな問題を解決しておかなければいけないのか」について,一人ひとりがじっくりと考えていくべきなのだと改めて感じました。