【ロールモデル】銀行、広告、コンサル、政府。業種をまたいで、分かったこと
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銀行、広告、飲料、映画、自動車、政府、コンサル、そして地方自治体ーー。業種は7つも8つも「またいで」転職し、仕事の幅もそのたびに太くしてきた加治慶光さん。
そのモチベーションの源泉は「危機意識」だといいます。当初は広告業への危機感、それが日本の産業への危機感になり、ついには世界の持続可能性に対する危機感に発展する。そのスケールが大きくなるたびに、仕事の幅も大きくなるとは、大きな発見と学びでした。
会社や人に期待しすぎない、自分の意見にこだわりすぎないという言葉も印象的でした。加地さんに初めてお会いした時は日産のマーケティングディレクターでGTRのR&Dのお話を聞いたように記憶します。
次お会いしたときはアクセンチュアの働き方改革の旗振り役でした。
業界業種全く異なるところをまたぎ、その筋の専門家として人前に呼ばれる。
社名役職名でななく個人名 職業 加地慶光である。
社名やタイトルでなく成し遂げたプロジェクトや、スペシャルティで名前を知られていく。ビジネスパーソンとして密かにそこを狙ってます。
そのきっかけは20年前、ソムリエ田崎真也さんにお会いしていただいた名刺に社名め職業名すらない、田崎真也とだけ書いてあったこと。ソムリエ、貿易、会社経営、レストランオーナー、様々な顔があるがこの人は職業田崎真也だ、とノックアウトされたのが原体験。職種をまたいで分かったこと。
営業、マーケ、コンサル、PM、アーキテクト、エンジニア等の間には、お互いに理解できない心理的な障壁(バカの壁、ATフィールド)がある。お互いの仕事に踏み込んでこそ、はじめて真の意味でコラボできる。
業種をまたいで分かったこと。
業種ごとの固有の課題があるように見えるが、暗黙のルールや空気感に従うより、本質を見失わず基本に忠実であることの方が大事。