災害と死と分断の時代に、絶望する以外に私たちにできること
BuzzFeed
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世界的な美術家の奈良美智さんにインタビューしました。
聞きたかったのは、少女像などで知られる奈良さんが、社会的な出来事への発信を続け、今春はシリア難民キャンプにも行ったこと。
僕も災害や紛争の取材をし、難民キャンプにも行ったことがありますが、いつも、無力感に苛まれます。
絶望的な状況を目にして、奈良さんは何を考えているのか。「うまく言えない」と繰り返す奈良さんと、僕自身の体験も話しながら、記事にしました。
分断の時代をいかに生きるのか。単純だけど大切なことがここにあると思います。ジャンルは違えど、アーティストとして世の中のことを考えるのはとても重要なことであって自分自身もそれを絶えず内観することで何を残すのかにつながっている。
NPでこうしてコメントを書くことも実は内観の一つでとても貴重な時間だったりする。「絶望する以外にできること」と言うけど、そもそも絶望を感じることが難しくなってきているのが今の時代ではないでしょうか。
ネットで調べれば大体の情報は入ってくるし、嫌な情報は見なければ良いわけで。
記事は素晴らしい内容だと思うけど、まずは人を思いやる心と行動力を養いたい。
現場の空気感や臨場感、そこで暮らす人々の声や表情などは、奈良さんのように現地まで出向いたり、真剣に情報を取りにいこうとしなければ、得ることはできないだろうから。
話はそれからだ、と思う。