(ブルームバーグ): 米司法当局は、米アルファベットの自動運転車部門ウェイモから自動運転技術を盗んだとして、米配車アプリ大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転車開発部門、アンソニー・レバンドウスキー元幹部を起訴した。

カリフォルニア州サンノゼの連邦当局者が27日、33の罪状で起訴したことを明らかにした。ウェイモは企業秘密を盗まれたとしてウーバーを民事提訴していたが、両社は昨年、和解。しかし秘密漏えいの中心人物とされたレバンドウスキー被告(39)を巡る疑惑は晴れていなかった。

レバンドウスキー被告の代理人を務めるマイルズ・エーリック弁護士は発表資料で、同被告は「誰からも何も盗んでいない」とし、今回の起訴は「1年半以上前に和解した民事訴訟で疑わしいとされた主張の焼き直しだ」と指摘した。

原題:Ex-Uber Engineer Levandowski Charged by U.S. in Waymo Case (3)(抜粋)

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