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出生地主義の米国籍付与廃止を真剣に検討=米大統領

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  • 朝日新聞社 メディアデザインセンター 部長

    子供に米市民権を取らせるために出産だけ米国で行う外国人が多いのは事実。また子供の市民権をてこに外国人の親が米永住権や市民権を得る「アンカーベビー」など、出生地主義の国籍制度が外国人に「乱用」されているというアメリカ側からの見方はまったく故なきものではありません。しかしそのことがアメリカに与えている「不利益」と、出生地主義を捨てることでアメリカという国の哲学が変わることの「不利益」、より深刻なのは後者と考えるのが普通だろうと思いますが、トランプ氏の見方は違うのでしょう。


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    拓殖大学大学院 客員教授

    トランプ大統領が「出生地主義について極めて真剣に検証している。国境を越え、出産する。生まれた子供はめでたく米国民となる。これは率直に言っておかしなことだ」と述べた。いまは、憲法修正第14条の「解放された黒人奴隷が市民権を得られるように」という、南北戦争後の時代とは違う。米国籍を利用する人々に対して「ノー」という話。正論


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    上智大学 総合グローバル学部教授(現代アメリカ政治外交)

    非合法移民二世やアンカーベイビーなどへの対応としては争点化は可能かとはとは思います。ただ、憲法修正なので長い道のり。


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