なぜトヨタはテキサスに 米国の「未来の断片」
コメント
注目のコメント
小学4年生から大学卒業までテキサスで暮らしました。そこに日本の大企業が米本社を置くとは感慨深いです。当時(70年代~80年代初期)で日本人を見かけることはほとんどありませんでした。現地で会う日本人と言えば、駐在している父と同じよう立場の方々とファミリーだけ。最初は日本料理店もありませんでした。
テキサス州は一言できないほど広い。(アラスカ州の方が大きいですが、テキサス人はあれはアメリカ本土ではないと、認めていませんw。)ダラスと私が暮らしたヒューストンやオースティン、また、先日、悲劇があったエルパソには異なる文化圏と言っても良いでしょう。
テキサスは米国50州で、唯一、共和国であったという歴史を誇りに思っています。子どものときに学ぶのは、最初はテキサス史、それから米国史、そして、世界史という感じです。
そのような大地に恵まれ、独自の歴史を持っているからでしょうか、テキサス人はおおらかな人柄が多いと思います。基本、フレンドリーです。
テキサスに行ったら、Howdy と挨拶しましょう。上級編はHowdy Y'allです。 (How is your day, you all)です。カリフォルニアなど米国の他の地域では「皆」のことをyou guysと言いますが、テキサスはジェンダー・ニュートラル。
そして、テキサスに行ったら、必ず、バーべーキューを食べましょう。Hickory Smokeで燻製してあり、間違いなく、世界一です!カリフォルニア州のリベラルさとは裏腹に特に人が住みづらくなっていき、既存のお金持ちは益々お金持ちになり、街には新しい住宅は建ちづらいので土地の価格が上がるのでもともと、土地や建物を持っている人たちはより富める、と。
それでも市の住宅規制を多少なりとも緩和できればよいのだろうけど、行政は対応が遅く、先住者を優遇し続けることによって新しく働き始める人たちは新天地を求めてカリフォルニア、特にシリコンバレーやサンフランシスコを去り始めている。
独身者のうちはサンフランシスコの法外な家賃もシェアハウスに住めばそこまで気にならないだろうし、楽しいナイトライフが続くということなのだろうけど、家庭を持ち、子どもができればそうも言っていられない。2ベッドルーム2バスルームの家賃は3500ドル/月超え、プリスクールに1か月入れれば1500ドル/月だ。5000ドルが毎月支出になる。普通の賃金では暮らせない。
このあたりには投資家はたくさんいるので、まだその投資家へラウンドしたり助言をもらう起業家は今後もこの地に拠点を作るのだろうけど、新しい潮流は既に始まっているのではないか、という話。