安倍首相、靖国神社に玉串料奉納 参拝は見送り
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靖国参拝は残念ながら政治問題だ。日本は戦犯裁判の「判決」を受け入れた上で、国際社会の一員として復帰した、という事実がある。戦後に行われた裁判で「戦犯」と呼ばれた人々を祀る神社に参拝することは、こうした戦後秩序に対する挑戦と思われることは仕方ない。安倍さんの判断は現実的だ。
また、安倍さんの判断でもう一つ現実的な部分は、毎年のように稲田さんのような「代理」を派遣し、玉串料を奉納していることだ。本人は靖国神社に行かないが、代理が靖国神社に行く、という方式は、天皇陛下と少し似ている。天皇陛下のご親拝は絶えて久しいが、例大祭には勅使を派遣している。
安倍さんが保守政治家として「心情倫理」を選ぶのではなく、責任ある首相として「責任倫理」を選ぶこと、限られた環境の中で「心情倫理」を込めること、この二つのバランスを上手く使い分ける現実的な判断を評価したい。中韓だけでなく国際的にも理解を得難くなってしまっている
靖国神社参拝。安部首相としては、
本当は行きたくて行きたくて仕方ないような気がしますが、
行かないことで今の日韓関係において、
韓国につけいるスキを与えていないように思われます。
もし行っていたら、もっと話が複雑化して混迷していたでしょう。
中国との関係も悪くないのは、靖国神社参拝をすることで
無駄に刺激してないからだと推察します。
一方で、靖国神社に参拝できない異常事態を解決する必要も
あるように思われます。
戦争責任者礼讃行為と、戦争の犠牲となった英霊の追悼行為は
本来、結び付かないはずです。
これを国際世論で混同されないように、
日本でちゃんと理屈付けする必要があるでしょうし、
現状の論理ではむつかしいでしょう。
安部首相がこの事を真正面から立ち向かって
検討してくれることを私は望んでいます。