役に立つ人より「意味がある人」が これからは生き残る
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「機能訴求」<「感性訴求」
機能が優れているなど「機能訴求」より、所有することにより満足する、テンションが上がるなど「感性訴求」が求められる。
「意味がある」も一人ひとりにとっての価値の1つなんです。誰にでもわかる「役に立つ」だけではない。
人も同じ。その人ならではの魅力、存在意義を見直してみましょう。誰もが持っている、人それぞれの価値です。コクヨの「Campus」ノートは、ページが折れない、落丁しない、インクが裏写りしないという、「最強に役に立つ」ノートとしての地位を極めています。しかも価格は100円から200円と安価です。それなのに、グローバルでは売れない。
一方で、インクが裏写りしまくりで、落丁しまくりのノート=モレスキンが売れている。コクヨにしてみたら「役に立たない」「安っぽい」モレスキンのノートは2000円も3000円もするのに、世界中で売れているわけです。「役に立つ」と「意味がある」という二元論は、それこそ「意味がない」。
「役に立つのか立たないのか」とか「意味があるのかないのか」という分け方自体が危険思想で、あなたにとって「役にも立たない意味もない」物や人は排除されてもいいという発想になりかねない。