ホルムズに自衛隊「独自派遣」 政府検討 哨戒機で警戒監視
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「独自派遣」だろうと有志連合への参加であろうと、この海域に軍(自衛隊は海外では軍扱い)のアセットを送れば、緊張を高めることにつながります。まして空から収集した情報を米軍や有志連合に提供するのであれば、有志連合に入っているのと実質的には同じ、とみなされます。
今は少しでも緊張を緩和させる外交努力をするしか紛争を回避する手立てはありません。このままイランに対する軍事的圧力を強める方向に進めば、いずれ軍事衝突してしまいます。イランは引きません。
アメリカ(少なくともトランプ大統領)もイランも戦争はやりたくないと思っている以上、外交的な解決の道は残されているはず。しかし、直接対話はなされておらず、第三国による仲介もない中、両国は互いに引けずに軍事的な衝突コースを進んでいます。日本はこの構図の中に入るのではなく、この構図を変えるための努力をすべきだと思います。
注目のコメント
今一つよく分からない報道ですね。
そもそも派遣されるのはホルムズ付近と言っており、ホルムズ海峡とはいっていない。
しかも派遣されるのは艦船ではなく哨戒機。
艦船なら海上に留まっていられますが、哨戒機となると基地が必要で、ホルムズ海峡付近に日本は基地を持っておらず、ジブチの派遣海賊対処行動支援隊基地くらいしかないです。
要はジブチの第151合同任務部隊に新たに哨戒機を増派し、たまにホルムズ海峡付近まで監視させることで、イランとアメリカの両方の顔を立てる構想ではないでしょうか。落とし所はここしかないだろうなと思いつつも、有志連合に入らなくても海域に居れば協力要請が来る可能性が当然あり、その場合にどこまで対処すべきかを判断できる十分な法体系になっていないという懸念が拭えないですね。