孫社長はヤフーのアスクル対応に反対意見=ソフトバンクG
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一般論です。ちなみにアメリカの対外的な交渉戦略には、「Good cop / Bad cop」というものがあります。
これは、一人が悪い警官役(Bad cop)で、相手方に厳しくいやな感じで交渉したり恫喝したりします。もう一人の良い警官役(Good cop)は、相手方に優しく包みこむように接し、相手方から「この人は善良な人だ・・。この人は信頼できる・・」と思ってもらえます。これらの役割分担の結果、相手方から良い条件を引き出し、自陣に利益をもたらします。
「Good cop / Bad cop」は、社内で事前に合意して役割を演じるチームプレーのロールプレイングゲームなのです。
なお、たいていの場合、一番偉い人から「今回は俺がGood copをやるわ。お前(部下)はBad copをやれよ」と言われて、ロールプレイングゲームが始まります笑広報戦略として強い。
孫さんの本音がどこにあるかは分からないが、こういう発信をしても独立しているという一般的な前提ゆえに、意思決定は変えられないとも言えるわけで。
記者の方には「親子上場の企業を多く抱える中で、孫社長の発信を前提とするとグループとして考え方が統一されていないように見える点についてどう考えられるか?原則統一をされていないとソフトバンクGの連結としての経営に矛盾が生じないか?」といった質問でもしていただきたい…確かに、同士的結合という言葉は孫さんが常々仰っている事ですね。
個人的な信条としてはその通りなのでしょうけど、あくまで今回の事は、ヤフー執行部の意思決定なので、介入すべきではないという事ですから、岩田社長の解任にはなんら影響しないという事ですね。
一部では孫さんに対してネガティブな記事もありましたが、それに対して回答をしつつ、一連の事象に対して直接的な介入にはならないという非常に上手い広報だと思います。