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コメント
注目のコメント
整理されていて今の課題がよくわかりました
出資側と出資受け入れ側には、この手のはつきもので、契約は常に不完備なもの。理由は突発的なことを全部契約書に入れ込めないし、契約書とはある意味確率の話を形にしたものと私は考えてます。じゃあどうすべきか?Tirole(2005)にあるようにもしもに備えた所有権の明確化しかない。TOB禁止条項もあるなかでファンドも出動してくるのか注目したい事例アスクルとヤフーが、ECサービス「ロハコ」の経営権を巡って、親子で激しい対立を続けています。あと2日で創業社長の座を追われるであろう、アスクルの生みの親、岩田彰一郎社長にその胸の内をインタビューで聞いてきました。
アスクルは「成長事業を乗っ取られた」と主張し、ヤフーは「経営不振を問うただけ」と返しています。しかしアスクルのIRページに行けば、びっくりするほど、生々しい両社のビジネスのやりとりが明らかにされています。普段はなかなか見ることのない、むき出しのやり取りが、そこには綴られています。
明日の8月1日にはアスクルの取締役会で、資本解消をするための「最後の一手」が打たれる見込みです。経営のガバナンスだけではなく、資本提携のリスクであったり、株主との信頼関係の変化であったり、さまざまな論点を含んでいる騒動だと感じます。インタビュー、ぜひご一読ください。記事を読んで、創業社長の気持ちは分かるけれど、上場企業の社長をやるには考えが資本主義に適合してなくて脇が甘いような・・・。
結局、事態は資本の論理に従ってしゅくしゅくと進んでいきます。ヤフーや少数株主といった株主は、アスクルという箱(法人)ではではなく、事業ファーストで(仮に事業が分割されていくにしても、それらの)総体としての株式価値が高まる方法を選択していくのでしょう。
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