ファッションで起業してはいけない。起業家を追い詰める「ファイナンス」の地雷
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注目のコメント
連続起業家であり今や投資家の家入一真さんのインタビュー。
・ファイナンスは起業家にとって非常にストレスの多いもの
・起業家のメンタルヘルスは日本において見過ごされてきた問題
・様々なハードシングスにぶつかって、心どころか生命まで絶たれることもある
・ファイナンスをきちんと知って考えれば、経営の地雷は除去できる
・ファイナンスは1回やると取り返しがつかない
・実態とかけ離れたバリュエーション(時価総額)は、結局苦しむ
・ファイナンスは常に複数の選択肢を持っておくべき
…などなど、起業家であり投資家でもあるからこその、実感のこもった話を伺うことができました。スタートアップは本当にお金がない。
でも志をもって何かを成し遂げたくて起業した人が、お金を集めるファイナンスに脳みそのほとんどを持っていかれて、本丸の事業に集中できない、短期的な目線で小さくまとまってしまうのは本末転倒。
今はスタートアップが資金調達しやすい環境といわれたりもしますが、VC側ではなくスタートアップ側でファイナンスをサポートする弁護士などの専門家のプレイヤーがもっと必要だと感じます。・起業家のメンタルヘルス問題が置き去りにされがち。
・初期こそ正しいファイナンス知識が必要。(エクイティだけが調達ではない)
・打席に立ち続けることが大事。続けた人が勝つ。
全て共感します。私は起業して間も無く丸3年が経ちますが、これまでに何度か心が折れそうになる経験をしました。そんな中続けてこれた理由は2つあって、一つは自分が起業した領域である「農業」に対してとにかく執念があったこと、もう一つは自分の性格を客観的に理解していたことです。
後者については家入さんも支援している経営者向けコーチング「escort」を受けたこと。自分がどういう性格で、何に対してモチベーションが上がるのか、何に対してストレスを感じるかを言語化することができました。
https://es-cort.co/
自分の感情が言語化されてからは、精神的に辛い状況になった際に客観的に自分の状況を分析できるようになり、ストレス耐性が増した感覚があります。
起業家をマネジメントできるのは起業家自身でしかないので、正しい自己理解と客観的な目線を持っていれば長く挑戦を続けられると思っています。