【独自】UberEatsで増殖する「ゴーストレストラン」の仕組み
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固定費が変わらない「店舗付加」であれば手数料35%前後を払っても儲けは出ますが、専門厨房で行う「専業」だと同手数料で利益を残すのは1ブランドでは厳しくなります。その為、1拠点多ブランド展開せざるを得なく管理コストが高まる傾向にあります。
ちなみに専業1ブランドで月商200万くらいの場合、「原価(食材+包材)35%」「人件費20%」「手数料35%」「家賃4%」「水光2.5%」「その他2%」のコスト構造なので、中々に利益を出すのが難しいです。
この辺り、出前館は手数料安く店舗付加パターン店舗の獲得が上手いです。Ubereatsを活用している店舗サイドからみたフードデリバリーの現状がとてもよくまとまっている良記事ですね!
フードデリバリー市場が世界的に伸びる中、それを統合するプラットフォマーのビジネスモデルは進化しており、
日本のデリバリー市場を振り返ってみると、
第1世代: 注文のオンラインPF化(出前館など)
- 配達機能を持つ大型チェーン飲食店のみが出店可能
第2世代: 1に加え配送代行機能を提供(楽天デリバリー/finedine等)
- 配送機能を持たないレストランも出店可能に
- PFが配送員を抱え、配送機能の固定費をシェアリング
第2.5世代: 2-1と提供機能は同じだが、人件費を変動費化(Uber Eats)
- 配送員を固定で抱えるのではなく、オーダー毎に依頼することで人件費を変動費化し収益性が向上
第3世代: 1•2に加え、キッチンのシェアリング・クラウド化
- キッチンを持たずとも出店可能に
- キッチン拠点を集約化することで配送効率も向上される
そして、
次の未来世代:1-3に加え調理の委託化?
- レシピ提供や監修のみ行い、調理工程まで委託することで、固定費を抱えることなく出店可能に
シェアリングされるバリューチェーンがますます拡大され、進化しいくビジネスモデルから目が離せませんUberEatsをユーザーとして利用している人は多いと思いますが、料理を提供するレストラン側から眺めたことがある人は少ないのではないでしょうか。
もちろん客席のある一般的な飲食店が、副収入としてデリバリー事情に参入しているケースが大半です。ただ、少しずつデリバリー専業という新しいモデルのレストランも増えています。
今回はその裏側を探るべく、最大規模のデリズに取材しました。店舗に行ってまず目に飛び込んできたのが、Uberから配られる大量のタブレット。軽く20は並んだ端末群にデリバリービジネスの勢いを感じざるを得ませんでした。
とはいえ個人的には、配達料の高さからUberEatsでの注文を躊躇してしまいます。いつかアマゾンプライムのサービスに組み込んで欲しいと、勝手に願っています。