タピオカ足りません…電話が殺到・仕入れ値3倍
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そろそろ去りそうな気もしますし、増産は怖いですよね...
タピオカデンプンはアミロース16-17%、アミロペクチン83-84%ほどの成分比で、他の芋類のデンプンと比較すると、粘/弾性の高いアミロペクチン含有比が高い特徴があります。(アミロースは直鎖のブドウ糖ポリマー/オリゴマー、アミロペクチンは分岐した絡みやすいブドウ糖ポリマーです)
葛(くず)粉などをベースに、もち米デンプン(アミロペクチン100%)で弾力を与えてやれば近いものができそうだなと想像しています。
単純混合で済むなら既存プロセスでも製造できるでしょうし、人工イクラみたいにアルギン酸のゲル被膜をつけて塩水への連続射出で粒々ぽぽぽん→分離→乾燥みたいな面白い製法も出来なくはないかと。
しかしこれではダメですね。
南国からやってきたトロピカルうふふな雰囲気が微塵も無いからです。
ただでさえタピオカは木の実かなにかと思っている人が多い中、工場で作りましたなどと言おうものなら、そんな何オカか分からないようなものは誰も手を出さないでしょう。残念ながら。仕入れ値3倍は凄いですね。ナタデココも同様ですが、数年前はアサイーがブームになった記憶があります。原産地からするとブームの期間を読み、過剰にならないような設備投資の判断は難しいですね。
有る種、店舗が乱立することによりブームが作られているようにも見受けられます。
タピオカの原価率は10%程と飲食の部類でも圧倒的に低い。
また、教育・オペレーションが割と簡単であること、そして、街にあるタピオカ屋さんの坪単価と内装費を勘案しても、短期間で利益が回収できるビジネスと想像できます。また、チェーン店であれば、規模の経済も働きます。
タピオカの爆発的ブームが論点の内容ですが、本質的にはSNSユーザの増加に伴い、グローバルドレンドを取り入れる日本人が増加している。
今後、その勢いは益々顕著になる。というメッセージとも捉えています。