『君の名は。』にみる番組連動CMの効果と落とし穴
Yahoo!ニュース 個人
405Picks
コメント
注目のコメント
君の名は。観てましたが、コラボCMが多いのがとても気になっていたので大変おもしろい記事でした。
全体として、コラボCMで惹きつけないともはやCMを見なくなっている感じがします。
例えば冒頭のドコモのCMで流出率が高まっている話ですが、ドコモが悪いというよりも、その前のZ会コラボが気になって見続けた人が多く、それが終わったので流出した、ということかと。
コラボCMは準備にお金も時間もかかり、その分見てもらえる効果はありますが、そうでないCMの効果を落としている感じもあり、一度味を占めてしまうとお金と時間がインフレしてしまう気もしますがどうなのでしょうか。興味深い分析!CMは基本的には流出要因。そのなかで佐藤さんがコメントされているように(有難う御座います!)、Z会など工夫をしたCMで離脱が防げると、普通のCMで抜けてしまったというのもあるように感じる。
あとは、工夫をしたCMがリアルタイムでTwitterで拡散されたり、まだ希少性があると思う。
アメリカだと視聴率が高いスーパーボール(アメフトのトップ決定戦)でのCMが毎年話題になる。
映画はスポーツと違いリアルタイム性の高さはないが、一定の視聴率が稼げるもので工夫がされると、話題になること含めて広告ROIが高くなりそう。やはり本編とCMが、ほとんど同じトーンで展開されると、視聴者はそのままCMにも見入ってしまう。
ところがこの方式には“落とし穴”がある。
直後に放送されたドコモのCMで、全体で最高の量となる流出を引き起こしていたのである。