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「ホンダeMaaS」の概念導入…ホンダミーティング2019

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    ナカニシ自動車産業リサーチ 代表

    今年のホンダミーティングは、(1)世界に通用できるハイブリッド(HEV)技術の競争力の引上げを実現できるか、(2)モノづくり企業から、モノづくりとコトづくりを融合させた「モノ・コト開発企業」へ進化を遂げれるかの2つが最大の注目ポイントであったと考える。
    2010年代の経営混乱の中で、やや競合から出遅れたことは否めないが、モノ・コト開発企業へ進化が始まっているという手ごたえを感じた。後は、迷わず突き進むのがホンダの文化だったはずだ。
    このeMaaSは、MaaSとエネルギーを統合する考え。エネルギーと紐づけ出来ないMaaSなどは、絵にかいた餅に過ぎないだけに、ホンダの活躍を期待したい。
    HEVは2022年頃まで、もう暫く時間がかかる印象を受けたが、その頃にはトヨタに追いつけるのではないか。焦る必要は無いだろう。HEVは間違いなく強い成長力があるはずだ。


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